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ビーツの茹で汁を捨ててはダメ?茹で汁の効果的な使い方とは?

ここ数年で飛躍的に有名になりつつある野菜が「ビーツ」です。

なんとアンチエイジング効果もあると言われているスーパー根菜なのですが、実は「茹で汁も効果的に利用できる」そうです。

今回の記事では、ビーツの茹で汁はどうやって利用したらいいのか?具体的なレシピもご紹介して探っていきます。

ビーツってどんな野菜?特徴とは?

まずは、ビーツとはどんな野菜なのか?いくつか特徴を挙げてご紹介していきます。

①原産地は地中海

ビーツの原産地は地中海です。

温暖で渇いた気候の中、のびのびと育つのがビーツになります。

地中海原産ということで、ヨーロッパ諸国ではかなりポピュラーな食材だと覚えておきましょう。

ヨーロッパ諸国の家庭料理ではよく登場するのがビーツです。

②生だと硬くて食べにくい

ビーツは生で食べようとすると硬くて食べにくいです。

さらに、ビーツ自体には特有の土臭さがあり、カビのような匂いがするため、苦手な人も多いでしょう。

見た目はカブや大根のような形ですが、実際にはアカザ科のサトウダイコンの一種で、ホウレン草と同じ属性になる根菜となっています。

それだけに、多少のえぐみがあるのかもしれません。出来れば、加熱して食べることをおすすめします。

③栄養素満点のスーパー根菜

ビーツは栄養満点のスーパー根菜として、ここ数年大人気になりつつあります。

代表的な栄養としてはカリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、葉酸、食物繊維、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンCなどがあり、特に葉酸は胎児の育成に重要な栄養素と言われていて、妊娠中の女性におすすめの栄養素になります。

また、豊富なビタミン、亜鉛、ポリフェノールなどを含んでいることから、アンチエイジングにも効果があると言われ、美容に関心の高い女性から指示を集めている根菜になります。

とにかく栄養満点の野菜なのです。

ビーツの代表的な食べ方とは?

そんなビーツは、どうやって食べるのがおすすめなのでしょうか?いくつか代表的な食べ方を挙げてみました。

①生で食べる

ビーツの食べ方1つ目は「生食」です。

ビーツはカブや大根などと同様に根菜です。

そのため、生でスライスして食べることも出来ます。

ただし、カブや大根のように軟らかい肉感ではなく、硬い食感となっています。

そのため、生で食べるのであればかなり薄くスライスをする必要があります。

ただ、真っ赤な色をした根菜なので、サラダにスライスして盛り付けると彩が良くなり、生で食べたがる人も多い野菜です。

生で食べた時の味は独特の土臭さが残り、慣れていない人にとってはカビの臭いのようにも感じられるため、初心者にはあまりおすすめできない食べ方になります。

②茹でて食べる

ビーツの食べ方2つ目は「茹でて食べる方法」です。

ビーツの最も代表的な食べ方はこちらで、煮込み料理の具材として使う事が一番多いです。

ウクライナの伝統的家庭料理「ボルシチ」でも、ビーツを他の野菜とじっくり煮込んで作っていて、非常に柔らかく仕上がるためおすすめです。

また、ビーツを茹でると独特の土臭さを消すことも出来、さらにビーツの中に閉じ込められているオリゴ糖が表面化して特有の甘みを放出するようになります。

ビーツは煮物に使うと、甘くなる野菜なのです。

しかも、煮込むことでカブや大根とは違いコクが産まれます。

そのため、茹でたビーツにオリーブオイルをかけて食べるだけでも美味しいと言われていて、ビーツが好きな方にはおすすめの食べ方の1つです。

前述したサラダに混ぜて食べる場合も、いくらか下茹でしてスライスした後にサラダに混ぜれば、かなり食べやすく生まれ変わるのではないでしょうか?

③焼いて食べる

ビーツの食べ方3つ目は「焼いて食べる方法」です。

ビーツはローストしても美味しい野菜です。

アルミホイルを広げ、その上にオリーブオイルを敷きます。

そこへ皮のままのビーツを乗せ、さらに上からアルミホイルでふたをします。

そのまま180℃に熱したオーブンに入れ10分程度焼くとほくほくなジャガイモの様なビーツに仕上がるでしょう。

特有のコクと甘みが引き出されるため、野菜とは思えない味を頂くことができます。

ビーツの素材の良さを生かした1つの食べ方です。

ビーツの茹で汁にはどんな良いことがあるのか?

茹でてビーツを食べると、ビーツを茹でた後の鍋には、真っ赤な茹で汁が残ります。

ビーツの中の色素がお湯に溶け出すためで、この茹で汁は、非常に体にいいとされているのです。

ビーツの中に含まれる栄養価は、ビタミンCなど水溶性の栄養価が多いです。

そのためビーツを茹でた後の茹で汁には、その栄養がギュッと凝縮されています。

そのため、ビーツを茹でた後の茹で汁は安易に捨てないようにしましょう。

また、同様にビーツの葉や茎にも栄養価はたくさん詰まっています。

パスタに入れたり、ご飯と一緒に食べるなど、様々な調理法があるため、ビーツの葉や茎も安易に捨てないようにしましょう。

もちろん、葉や茎を茹でた後の汁も再利用が可能です。

ビーツの茹で汁まで一気に食べられるレシピとは?

ここからは、ビーツの茹で汁を使うとどんなレシピが作れるのか?もしくは、茹で汁まで一気に食べられる料理はどんな物があるのか?について詳しく解説していきます。

①ウクライナ料理ボルシチ風

材料:

牛スネ肉400g

玉ねぎ1/2個

じゃがいも1個

キャベツ1枚

ミニキャロット100g

ビーツ200g

カットトマト缶400g

ローリエ1枚

砂糖小さじ1

塩少々

洋風顆粒だし大さじ1

ブラックペッパー少々

サワークリーム適量

茹で汁まで食べられる料理1つ目は「ボルシチ」です。

ビーツと言えばボルシチと連想されるほど、伝統的な料理になります。

これならスープになって最後の1滴まで茹で汁を飲めるのでおすすめです。

その他の野菜も一緒に摂取できるでしょう。

作り方は、牛すね肉、野菜、ビーツを食べやすい大きさに切ります。

そのまま圧力鍋に入れて10分間煮込みましょう。

その後鍋に移し替えて、トマト缶、ローリエ、調味料を入れ、煮込んだ後は最後に塩コショウで味を調えるだけで完成です。

多少手間はかかりますが、煮込むだけで栄養満点なのでおすすめです。

②ビーツとベーコンのパスタ

材料:

ビーツ(水煮)100g

人参1/2本

玉ねぎ1/2個

スティックベーコン1パック(59g)

オリーブ油小さじ2

マジックソルト(調味塩)少々

スパゲティ(1.4mm)100g

顆粒コンソメ小さじ1

チューブ入りニンニク2cm 

スタの茹で汁大さじ1

ベビーリーフ少々

茹で汁まで食べられる料理2つ目は「ビーツとベーコンのパスタ」です。

ビーツはお肉と相性が抜群です。

さらにヨーロッパの根菜なのでイタリアンとも相性は抜群。

そのため、茹で汁を適度に加えたパスタが最高におすすめです。

ビーツの茹で汁で赤く染まったパスタを堪能しましょう。

作り方も簡単。まずは野菜をみじん切りにします。

茹でたビーツは、茹で汁を残してスライス。

パスタはたっぷりのお湯で茹でましょう。

その間に熱されたフライパンにオリーブオイルを敷き、ベーコンと野菜をいためていきます。

最後にビーツを入れしばらく炒めた後、茹で上がったパスタを投入。

そしてビーツの茹で汁を少々入れると一気に赤く染まるパスタに大変身です。

最後にコンソメと塩コショウで味を調えて完成です。

③ビーツのピンクスープ

材料:

カブ4個

ビーツ200g

コンソメキューブ1個

茹で汁500cc

塩コショウ

生クリーム

パセリ

ビーツの茹で汁を味わえるおすすめ料理最後の1つは「ビーツのピンクスープ」です。

ビーツの栄養素がたっぷり詰まったポタージュになります。

パンと合わせて食べても美味しいはずです。

作り方は非常に簡単。

まずは皮をむいて軽く茹でたカブ、そして茹で上がったビーツの皮をむいてスライスします。

この時点でビーツの茹で汁はとっておきましょう。

そのまま茹で上がったカブとビーツをミキサーに移し、一気にペースト状に仕上げていきます。

ペーストをお鍋に移し、ビーツの茹で汁を使って適度な固さにします。

そこへ塩コショウをふりかけ味付けを整えましょう。

暫く煮込んで適度なとろみが付いたら完成です。栄養満点のポタージュを頂きましょう。

まとめ

というわけで、今回はビーツの茹で汁を捨てずに料理に生かす方法をいくつかご紹介してきました。

こんなに栄養満点の茹で汁を捨てることは非常にもったいないということが、お分かりいただけたことでしょう。

ビーツの茹で汁を料理に使うだけで、あなたの肌年齢がグッとアップするかもしれません。

また、体が疲れている人にも効果的でしょう。

早速ビーツを買って、新しい料理に挑戦してみることをおすすめします。

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