
ビーツの主な効能
ロシアの伝統料理でもあるボルシチの主材料「ビーツ」。
ビーツは鮮やかな朱色でとても目立ちますが、中身(栄養素)も非常に優れています。
ビーツの主な効能としてよく知られているのは豊富なミネラル成分によるむくみの解消、高血圧の予防です。
「日本食品標準成分表2015年版 (七訂)」によると生のビーツには100gあたり460mgのカリウムが含まれているとのこと。カリウムは体内のナトリウム(塩分)を体外に排出する働きがあり、これによりむくみの解消へとつなげてくれます。
また血圧の上昇も抑える働きをするため、脳卒中や心筋梗塞の原因でもある高血圧の予防にも大きく役立ちます。その他、ビーツに含まれるマグネシウムやカルシウムなどは歯や骨を丈夫にし、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にも効果的。
ビーツの赤い色素成分であるベタシアニンにも強い抗酸化力があるそうです。疲労やストレスにより、体内に発生する活性酸素は体の細胞や組織を酸化させます。
この影響で老化が進行しやすくなるため、疲れやすくなったり、運動機能や内臓機能の低下を引き起こすことになります。ベタシアニンの優れた抗酸化力は体内を錆びつかせる活性酸素を除去する働きがあり、老化の進行を遅らせることが可能です。
近年は美容
・ダイエット目的でビーツを摂取する方が急増中
最近は女性を中心に美容、ダイエット目的でビーツを摂り入れている方が増えているのを知っていましたか?
ビーツに含まれる硝酸塩は体内でNO(一酸化窒素)に変化しますが、NOは血管の筋肉を柔軟にし、血流を良くする働きがあるんだそう。
血行が促進されることで、基礎代謝の向上につながるため、脂肪を燃焼しやすい体質を作れます。
ダイエットは無理に食事を抜いても健康上、逆効果になる恐れがあります。
現在、朝食抜きのダイエットをしている方などはスティックタイプの粉末スムージーなどを上手に摂り入れながら、ムリなく痩せ体質を作ってみましょう。
くまもとスムージーはビーツ本来の甘みも楽しめるため、スイーツ代わりとして飲めるという声もいただいております。
飲み方も水で溶かすだけなので時間がないという方も手軽に摂り入れることが可能です。
その他、赤汁や赤玉も調理不要でビーツの豊富な栄養素を効率的に摂取できます。
ビーツには活性酸素を除去する働きもあるそうです。
活性酸素は女性の大敵でもあるシミやしわの原因にもなります。
したがって肌の美容目的でビーツを摂取するのもとても理にかなっていると言えるでしょう。
現在、美容やダイエットでお悩みの方はぜひ参考にしてください。